昨日、後輩を連れて美濃ギフの撮影にいきました。最初の1頭を見るまでに時間がかかってしまいましたがなんとか撮ることができました。
石垣にとまった、しょーもない写真ですが撮れてひと安心
湿った地面にとまった1頭(上のとは別個体)が吸水していました(後で確認すると♀でした)
その後オオイヌノフグリやホトケノザといった花で吸蜜していました。というのも、発生地は民家の近くであり、民家の軒先や耕作地の周りを複数のギフが舞う異様な光景が広がっていました。地元の方がカンアオイを植えるようになったのは10年前。今では庭先や耕作地脇のカンアオイに産卵に訪れ、雑草の小さな花から吸蜜する姿が見られます。庭にカンアオイ畑をもつ方にお話をうかがうことができました。食草を植える以外何の管理もしない、そして訪れる採集者に対してもにこやかに対応される姿に「採集禁止という形をとらない保全」のひとつのあり方を感じました。