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こんな場所に以外にもヘレナキシタTroides helenaが飛んでいた。こんな場所というのは緯度的にはキシタアゲハT. aeacusだろうと思っていたからだ。
ピンク色の花が咲いた木の上を複数の♂が旋回していた。吸蜜行動は見られなかったので探雌行動だと思う。

北シャン州, ミャンマー
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パラワンアカエリ撮影が済み、再びクレオパトラの棘を登った。この日は前日よりもさらに高いところまで行き、急斜面のコンロンカで蝶を待った。このコンロンカ、樹高は10メートル以上あるのだが、斜面を登れば花と同じ高さに行くことができる。少し距離は離れるが、望遠レンズなら何とかなる距離である。

数が多かったのはプラテニーキシタアゲハTroides rhadamantus plateni。フィリピンキシタアゲハの1亜種という扱いだが、あまりに特異なのでプラテニーキシタ、とまるで別種のように呼ばれている。主な特徴は♂の後翅が黒化することである。確かに飛んでいると真黒な蝶に見える。しかし、そんな♂は花には興味を示さず、素通りすることが多かった。やっと新鮮な♀がやってきて、長い間吸蜜してくれた。
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クレオパトラの棘を下った川は幅20メートルくらいの河口を経て海に出る。先ほどまでの渓流の景観が一変してビーチになるのは違和感たっぷり。その境目には泥が堆積した干潟があって、干潮時にはシオマネキやコメツキガニの仲間が蠢く。

ここに、かのパラワンアカエリが吸水にくるという。蝶の若い♂はミネラルを求めで吸水する。マレー半島のアカエリトシバネアゲハTorogonoptera brookianaは温泉の染み出す崖に群れる習性があるらしい。しかし、パラワンアカエリT. trojanaはそのような集団はつくらず、干潟に立ち寄って吸水していく程度であるという。その日、吸水シーンは数回見たがいずれも僅か1~2秒で近付くこともままならず、翌日の早朝に持ち越した。

翌朝、7時。干潮に合わせて再び訪れた。川岸を丹念にみていると確かにアカエリが地面にとまっている。下流側、つまり海側から水中に入り、蝶に接近する。大きい。オオアカエリトリバネという別称も納得の存在感。パラワンアカエリの生態写真は数えるほどしか撮影されていないし、この写真も貴重な部類に入るのではと思う。なんせ、これだけ良好なポイント、状況で1♂しかいないのだから。
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近付きすぎるとふわりと舞い上がる。その間に対岸に戻りレンズを交換する。また地面に落ち着いたら接近する。何とか魚眼でも撮れた。
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岸に生えているのはニッパヤシ。マングローブの縁に生えるヤシである。
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キシタアゲハTroides aeacus
うす暗い樹林の中で佇む様は、ひっそりと出番を待つ大物の気迫がある。

ターケークにて
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by travel-fox | 2010-03-27 03:08 | ラオス
 今回の旅行の目的はトリバネアゲハ。できれば生態写真も撮りたかった。
 優雅なゴクラクトリバネ、世界最大を争うゴライアストリバネ、奇妙な翅形のチトヌストリバネ、広域種だが亜種毎の変異が多いミドリメガネトリバネ。結論から言うと、これら全ての♂♀を見ることができたが、生態写真を撮れたのは1種だけ。まだまだ修行が足りない…
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トリバネの中では普通種、ミドリメガネトリバネアゲハOrnithoptera priamus  ♀


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世界最大とも言われるゴライアストリバネアゲハOnithoptera goliathe


蝶は♀の方が大きいから最大というのは♀のサイズでの話である。ゴライアスの♀が赤ネットに寄ってくると、その大きさに恐怖すら感じる。
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 ついにトリバネアゲハの舞う島へ行くことができた。西パプア州(旧称 イリアンジャヤ、 ニューギア島内のインドネシア領)、そこに極楽鳥Pradise Birdにちなんで名付けられたゴクラクトリバネアゲハOrnithoptera paradiseaや他数種のトリバネアゲハがいる。整理できた写真から載せていこうと思うが、今回はHDDが壊れたため、写真は少ない。


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ゴクラクトリバネアゲハ♂ 後翅の内側からバニラのような甘い匂いがする。
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