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偶然マンゴーの枯れた花序にいたツノゼミを発見した。これはホテルの部屋に帰ってから花瓶の花につけて撮ったもの。花序についているゴミによく擬態している。その擬態が見事なためか、動きは鈍く、触っても飛んで逃げたりしない。動かないことが一番の防衛になるのだろう。
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このツノゼミが必殺仕事人だったら仕事のシーンはこんなシルエットで出てくるはず。
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南シャン州,ミャンマー
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ツムギアリの巣のある木をよく見ていると、ツムギアリに擬態したクモを見かける。

体が茶色いアリグモが多いが、今回これまでに見たことにない変わったクモを見つけた。

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最初はツムギアリが他の個体の頭を咥えているのかと思った。
だが、どうも違うらしい。
ツムギアリ擬態のクモの多くが、アリ複眼に似せたダミーの目をもっているが、
これはどうやら「ダミーの頭」をもっているらしい。
そしてダミーの複眼もしっかりもっている。実際のクモの眼は頭部前方にあり、分かりにくい色になっている。
ダミーの頭は口器が変化したものらしく、縦に2つにわかれる。

ビエンチャン市
2011年11月
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by travel-fox | 2011-12-13 11:39 | ラオス
おそらく帰国後は日本の蝶の写真をアップするのに忙しくなるので、今回の遠征の写真を暇なときに挙げておきましょう。

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今回はまずビエンチャンのポイントに立ち寄った。ここは今年2月に地図を頼りに見つけた新ポイントでまだまだ開拓の余地がある。ポイントに着いたのは9時。すでにあちこちに小さな吸水集団が見られる。
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これはすべてアゲハの仲間。しかもこの中には3種類しかいない。

手前右端の黄緑色の派手な蝶がオナガタイマイ。
手前中央および左手奥がマカレウスタイマイ。
あとはすべてマネシアゲハである。マネシアゲハにはいくつかの型(フォーム)があって、この中にも3つのフォームが含まれている。いずれもルリマダラやコモンマダラなどに擬態していると考えられている。
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ウスグロシロオビマダラなどに似たフォーム
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シロオビマダラに似たフォーム。このフォームを見るのは今回が初めて。

個体数も多く、鮮度も良かった。

ビエンチャン
5月
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by travel-fox | 2010-05-30 01:37 | ラオス
マネシアゲハ Chilasa属の蝶はマダラチョウの仲間に擬態しているといわれている。確かによく似ていて、何度か見ていても騙される。今回はカバシタアゲハ C. agestor(ラクサオ)のほかにマネシアゲハ C. clytia(ビエンチャン、ターケーク)、オオムラサキアゲハ C. paradoxa(ラクサオ、ビエンチャン)、キボシアゲハ C. epycides(ラクサオ)が見られた。

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川面をふらふらと飛ぶ♂。台湾ではテリトリーを張る個体を見て「アゲハの1種であるとバレバレだ」と思ったが、一連の吸水行動はマダラの仲間と酷似していた。
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地面にとまって吸水する♂。
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後ろを飛ぶのはキセノクレスタイマイ Graphium xenocles。こちらもアオスジアゲハの仲間なのにマダラチョウのような模様をしている。この2頭は別属だが擬態のモデルが近い。吸水集団は同種、あるいは近縁種同士が集まって形成される。キセノクレスはカバシタの見た目が似ていたため寄ってきたのだろうか。

ラクサオにて
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by travel-fox | 2010-03-27 12:36 | ラオス