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これを見る限り、このエリアのギフも望みは薄い。
近場の産地で軒並み絶滅しているので今年のギフシフトはもう終わりに近い。
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(チョウの数:花の数)<1のときにはチョウを追跡する方が吸蜜写真を撮りやすい。この日、ミツバツツジが満開に近く、しかも株数もかなり多かったので追跡法をとった。チョウをしばらく追っていると地面や草にとまるので個体識別を兼ねて証拠写真を撮る。
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右前翅が少し擦れている
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右後翅が欠けている
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落ち葉の上に載ってしまって見えていないが欠損はない個体
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この日見た中で一番損傷の激しかった個体。
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尾突が1本切れている
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上と同じ個体

他にも数頭追跡してツツジ吸蜜の写真が撮れたのは1カットのみ。

兵庫県
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京都府北部の日本海側のギフはサンインカンアオイを食べている。このカンアオイはマツの混じる痩せ尾根など乾燥したところにも生えている印象がある。葉がやや細長く、福井県嶺北地方で見るエチゼンカンアオイを少し小ぶりにしたようなものである。エチゼンもコナラ林やスギ林の林縁などに見られる。それに比べると谷地形を好むミヤコアオイや湿地の周りに生えるヒメカンアオイは好みがうるさいのかもしれない。
14時半頃、1頭の♂が山頂から少し下った明るい尾根筋でスミレの1種から吸蜜していた。スミレでの吸蜜は「美しさを求める生態写真屋」からは敬遠され、多くの写真屋がカタクリ群落のある発生地に通う(カタクリのない産地で写真屋が大勢集っているのを見たことがない)が、生態写真はある意味で美しさを脇に置いても真実を伝える必要があると思うのでスミレでもオオイヌノフグリでもちゃんと撮っておきたい。美しさだけを求めるとヤラセをやった方が手っ取り早いわけで、そうなってしまうと科学的な価値というのは全くなくなってしまうと私は考えている。
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前にも書いたがスミレが敬遠される理由は後翅がベタっと地面に寝てしまう、尾突が切れやすい、背景がすっきりしないなどが挙げられる。スミレの周りをきれいに掃除したり、背景を考慮して鉢植えのスミレを小山の上に置いたりしたら、キレイなスミレ吸蜜の写真は撮れるだろうけど、意味はないと思うのだ。スミレは草に埋もれるように生えるものだから。

京都府
※ちなみに京都府のギフチョウの採集には事前の届出が必要です。
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by travel-fox | 2013-04-15 19:54 | 京都
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ツツジの1種で吸蜜するギフチョウ

兵庫県
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今年もちょこちょこ時間を作っては湖西のギフ探索を行っている。2011年の探索はもうじき世に出るSPINDA No.27をご覧いただくとして、今年の様子を少し。結論から言えば、やっぱり湖西のギフは激減している。

植林の発生地がなくなる(スギが伸びて暗くなりエサがなくなる)だけでなく、シカが増えてエサを食べつくす、山が乾燥してエサがなくなる、など様々な原因が複合的に作用しているものと思われる。

山の乾燥は近年京都東山で深刻化しているナラ枯れも関与していると考えている。5年くらい前から北山のミズナラは遠くから見ても茶色く枯れているのが分かったほどである。陰を作らない、落ち葉の供給がとまる、などの原因でナラ枯れが地面を乾燥させている(あくまでも感覚的にだが)。

d0147002_16212127.jpgd0147002_1611385.jpg一方、エサはあるのにいなくなった場所もある。
こういう場所は他からの供給が途絶えたため消えたのかもしれず、湖西全体で急速に消えつつあることが予想される。写真は高島市にあったミヤコアオイ。古葉も残っており、周りには新葉も顔をだしている。時期から言えばギフの発生末期である。卵を探してみたが1つも見当たらない。付近に咲いたカタクリに吸蜜に来ないものかと待ってみたが、午前中と午後の吸蜜時間でも全く見られない。

滋賀県高島市 4月25日
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兵庫県南部のギフチョウに会いに行った。この地域での初見情報が出てから1週間近く経っていたので、流石にスレた個体が多かった。

まず初めに現れたのはコツバメ。ツツジの裏から口吻を伸ばして吸蜜。
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ミヤマセセリ。
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ギフチョウ。占有行動をとっていた。
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ツツジで吸蜜するギフも見られたがまともな写真が撮れなかったのは残念だった。予報どおり11時くらいには雲が出始めたので家路についた。

兵庫県南部
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ヒルトッピングしてきた♂。
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羽化直後の♀。
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ボルネオ写真の息抜きにギフチョウ

ギフチョウの吸蜜写真として人気があるのはカタクリだが、美しさではサクラ類も負けてはいないと思う。いつかサクラで吸蜜写真を撮りたい。それもヤマザクラなんかの小さな花で。そう思いながら今までチャンスがなかった。
福井のマイ・ポイントをまわった後、後輩に聞いた場所へ行ってみた。そこにはマメザクラの仲間が花をつけていた。午後の吸蜜時間に何とか間に合ったらしく、地面に隠れるように咲いたタチツボスミレで吸蜜している。背の低いマメザクラの前で待っているとようやく1頭のギフが吸蜜を始めた。

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吸蜜が終わると地面にとまった。

福井県
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最近歩いている湖西地方でもギフチョウを探してみた。場所は滋賀県高島市。過去に記録のある場所だが、近年の湖西はギフの情報がほとんどなく、多くの産地で減っていると思われる(杉植林の成長とシカ害が原因ではないかと思う)。そのため探索するにもまず、確実に記録のある場所の周辺から始めてみた。
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早朝の雑木林。ここはシイタケ栽培のホダ木をとるために定期的に手入れがされており、里山から消えてしまった薪炭林のような景観が広がる。構成樹種はコナラ、クヌギ、ナラガシワ。林床ではカタクリが朝露に濡れていた。奥はイカリソウ。
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さて、天気予報は昨日の時点では「晴れ」だったのにほとんどの時間曇っている。仕方ないので食草のチェック。すぐにミヤコアオイの新葉が見つかった。
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湖西から京都東山の個体群はミヤコアオイ食いだと聞いていたが、京都の個体群はほぼ絶滅しているし、ミヤコ食い個体群はもう見ることもないかと思っていた。ここで発生していれば数少ないミヤコ食い個体群の生き残りである。しかし卵は見つからない。カタクリの傷み具合やミヤコアオイの成長ぶりからいえば発生のピークを過ぎた頃なのだが。ここもいなくなってしまったのか。

結局、目的のチョウが出てくることはなかった。暇つぶしにナラガシワの新芽を見たら、孵化したと思われるゼフィルスの卵殻が見つかった。この芽の中の幼虫が大きくなれば種類も特定できる。

副産物がもう一つ。ミヤマセセリが蛾のようにとまっているのを撮影した。撮影時刻は8時44分である。
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薄日に反応して翅を開いたが、陽がかくれるとすぐに翅をしまった。
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2011.04.29滋賀県高島市


2011.05.02追記
ゼフィルスの正体はウラジロミドリシジミでした。2齢幼虫になり芽から姿を現しました。付近から記録はあるし、ナラガシワから採ったから当然といえば当然です。
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午前中は別の町で新ポイントを見つけ、11時頃に通いなれたポイントに到着。林道を歩いていると1♂が飛びたち、カタクリで吸蜜を始めたが斜面が急で近付けず。すぐに新鮮な♀が飛び、こちらも吸蜜。
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しかしカメラ側の設定が悪く、カタクリの花が白飛びしてしまった。加えて、肛角の赤斑の出方が悪い。ということでマクロリングライトを持ち出し、カタクリの撮影。設定を確認した。
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待っていると最初の♂が現れた。右前翅の傷みで同個体だとわかった。
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結局、さらに1♂がほんの1、2秒吸蜜しただけで、本日の吸蜜タイムは終わった。


ポイントに落ちていたシカの角。枝だと思って蹴ったらあまりに重くてびっくりした。
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福井県4月10日


今年の季節の遅れは尋常ではなく、特に雪の多かった場所では「残雪+ギフ」という、山ギフのような光景が低地でも見られる。昨年の同日には、♂はすでにボロ、♀は産卵していたが、今年は♀が羽化直で未交尾だった。
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