ギフチョウの吸蜜
ポイントに着くと早速1頭のギフがカタクリの周りを飛んでいます。時刻は午前9時30分、カタクリの咲く斜面にようやく陽があたり始めたようで閉じていた花が開いていきます。気がつくと足元の花で吸蜜し始めました。突然のことでカメラの設定も考えずに何枚かシャッターをきりました。絞りが開放になっておらず、背景がゴチャゴチャしています。

今年は春の兆しが訪れるのが早かったのに寒の戻りがあったせいか、羽化期がはっきり2極化しています。最初に羽化したものはもうボロボロです。翅2枚で飛んでいるものまでいます。

完品じゃないとヤル気がでないのに、完品が来ると緊張して手元が狂います。吸蜜の瞬間を逃したばかりか、手ぶれまでしています。ダメダメです。このあと完品の♀が吸蜜したのにシャッターを切るまえに逃げられました。

仕方なく逆光でカタクリ撮影して帰りました。

