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滋賀県の他にも京都府北部に、通っているウラジロのポイントがある。
まだ新鮮な♂の撮影をしたことがないので、今年こそはと行ってみたが、またも時期を外して♀に交ってスレた♂が飛ぶ光景に出合ってしまった。
滋賀県のポイントより発生が早いとみていいと思う。
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ナラガシワ葉上の♀。

京都府北部
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by travel-fox | 2011-06-27 23:42
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ヒサマツミドリシジミ
Chrysozephyrus hisamatusanus

 ゼフィルスがまだ24種だった頃、最後まで生活史が分からなかったのが、このヒサマツである。京都府下では北山周辺に発生地があり、日帰りで採卵などが楽しめる。けれど成虫の撮影となるとなかなか難しい。
 本州の西半分から九州・四国まで分布するが、産地はいずれも局地的。幼虫はウラジロガシを食べる。

♂ 2007.6.27 富山県
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by travel-fox | 2008-02-24 23:39
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ナガサキアゲハ 
Papilio memnon
 最近では京都府の蝶の仲間入りを果たした本種も、10年前なら珍品だった。亀岡市で最初に見たのは12年前だった。当時なら珍記録だったが、標本がないのが残念だ。家の前に飛んできた見慣れぬ蝶を手づかみしようとしたが、後翅がちぎれただけで飛んで行ってしまった。その後翅の一部もしばらくは大切に持っていたが、今ではどこに行ったのか分からない。その後、亀岡市では保津町の柚子園で発生していると知り通っていたが、そのうち市街地でも見かけるようになった。
 幼虫は青みがかった緑色をしており、白い帯が入る。植栽のミカン科を好む。本州中南部からインドまで亜種が分布するが、八重山の個体群では少ない。西表島の白い♀など、幻の域に達している。
 有尾型と無尾型の他に短尾とされる個体もいる。

 ♀ 2005.9.17  沖縄県名護市
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by travel-fox | 2008-02-21 18:36
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コヒョウモンモドキ
Mellicta athalia
 本州中部から北関東の標高900~2000mに産する。国外では西ヨーロッパからアムールまでユーラアシアに広く分布する。タイプ産地はフランスのパリ。
 年一回、7月発生する。幼虫で越冬し、クガイソウなどを食べる。

♀ 2007.7.25 長野県
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by travel-fox | 2008-01-24 01:32
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ウスバシロチョウ
Parnassius glacialis
 北海道の南西部から本州、四国まで分布するアゲハチョウ。国外では中国、朝鮮半島に記録がある。北海道ではヒメウスバシロチョウP.hoeneiと混生する地域もある。
 卵で越冬し、幼虫はケシ科のムラサキケマンやエンゴグサなどを食べる。年一回発生。翅の色に白化するものと黒化するものがあり、北海道南西部から太平洋側が白く、日本海側で黒くなり、冬期の降水量が原因であると説明されるが、遺伝的な要素があることも事実である。

♂ 2007.5.21 京都府
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by travel-fox | 2008-01-22 21:52
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モンキチョウ
Colias erate
 本州の高山地帯から八重山諸島まで、垂直的・平面的に広く分布する。♀に黄色と白色の2系があり、白色系が遺伝的に優先と考えられている。
 幼虫はマメ科草本を広く食し、年数回発生する。ユーラシア大陸に広く分布するColias属の中でも最広域分布種。
 本州中部以西の高標高地域では、前翅黒帯の中の黄斑が消失した個体が見られ、クツカケモンキチョウと呼ばれる。

京都府 2007.6.16
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by travel-fox | 2008-01-21 00:23
d0147002_23581193.jpgカバマダラ
Anosia chrysippus
 アジアからアフリカにかけて広大な分布域もつ。国内で土着が確認されているのは屋久島から八重山諸島にかけての南西諸島。しかし分布密度にはばらつきがあり、八重山ではスジグロカバマダラ Salatura genutiaの方が圧倒的に多くなる。これは食草の分布に由来していると思われるが、成虫の行動に何らかの干渉があるのかもしれない。

交尾拒否する♀(上) 
2007.5.10 石垣島 
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by travel-fox | 2008-01-21 00:07
d0147002_17495548.jpgオオルリシジミ
Shijimiades divinus
 国内では多くの産地で絶滅した種。阿蘇では例外的に数が多く、長野県では保護と放蝶により何とか個体数が回復しているが、東北の個体群は全滅した。国外では朝鮮半島に分布し、こちらが原名亜種である。発生は年1回、5月頃。幼虫はクララを食べる。

♀ 2007.6.3 長野県
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by travel-fox | 2008-01-19 17:51
d0147002_17572324.jpgアオスジアゲハ
Graphium sarpedon
 アジアを中心に分布するGraphium。日本がその東限となっている。関西では普通に見られるが東北では稀。国内のものは本州亜種、八丈・三宅亜種、八重山亜種に分けられている。
 2007.5.9 石垣島
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by travel-fox | 2008-01-19 02:45
 江戸時代、狩野派絵師鳥山石燕が妖怪の絵を書き続けた。60を過ぎてから77歳でこの世を去るまでに描き続けた妖怪画は200は超えるという。まさに「憑かれた」ように晩年を妖怪画に賭した人生とは。

 石燕の妖怪画はいくつかのグループに分かれ、百鬼夜行シリーズとして今も親しまれている。最近では『画図百鬼夜行 全画集』が安価で手に入り、便利である。江戸の妖怪図鑑ともいうべきこの画集を眺めていると、石燕の声にならない声を聞く思がする。
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 草木も眠る丑三つ時、人通りの絶えた辻に跋扈する魑魅魍魎…そんなものに熱狂するのは今でいえばオタクということになろうか。しかし石燕の百鬼夜行シリーズはそのテーマの偏性にも関わらず人気を博し、以後の妖怪文化に影響を与えた。。

 そう、この倭国蝶類図絵は夜な夜なテレビやパソコンに向かう蝶屋のための百鬼夜行シリーズである。
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by travel-fox | 2008-01-19 00:35